セファランチンの癌細胞に対する増殖抑制・増殖刺激作用 



「セファランチンの癌細胞に対する増殖抑制・増殖刺激作用」
神戸薬科大学臨床薬学研究室
木村 貴、 平井 みどり
【緒言】

近年,Cepharanthinの癌細胞に対する作用として,アポトーシス誘導効果が報告されている. 今回,各種癌細胞をCepharanthinで処理し,細胞増殖に対する効果とその作用機序について検討を加えた.


 Fig1. 細胞増殖に対するCepharanthinの影響 
 
 Fig2. Cepharanthinの細胞増殖に与えるVit.Cの影響(U251glioma) 

 Fig3. Cepharanthinのc-Mycタンパク発現に対する影響 

 Fig4. H2O2のc-Mycタンパク発現に対する影響 

 Fig5. Caspase-3 活性に対するCepharanthinの影響 


【結語】

1. Cepharanthin低濃度では増殖刺激が認められた.この作用は細胞腫によって異なる.

2. 増殖には、c−Mycが一部関与していることが示唆された.また,増殖刺激には活性酸素の関与の可能性が示された.

3. Cepharanthin高濃度ではc−Mycを介さない系で,最終的にはCaspase−3を活性化する系によってapoptosisが起こると考えられる.







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